令和5年度工業部会 第2回視察研修を行ないました!

3/8(金)部会員13名の参加による秋田県立大学本荘キャンパスを視察する研修会を実施しました。大学の概要説明を聞いた後、学内の視察をさせていただきました。システム科学技術学部機械工学科准教授の説明では他大学にはないきめ細やかな学習プログラムを学生中心に行なっていることや、最新の加工設備や測定・分析装置等を確認することができました。参加者から「近くにいながら見る機会がなかった大学」から「今回の視察でぜひ活用してみたい大学」に意識が変わったという声が多く聞かれました。地元出身者が地元企業と共同研究をしてその後に就職した事例もあり、今後のつながりにも期待が膨らみます。

秋田県立大学 地域連携・研究推進センターコーディネーターより、大学の概要説明をしていただきました。

普段見る機会の少ないキャンパス内を視察し、

建築環境システム学科で製作した建築模型などを視察、

学生が課題研究に取り組みやすい環境であることの説明をしていただきました。あえてアナログ設備で加工技術を習得することで、デジタル化の意味を学んでいるそうです。

学生の真理探究の精神と、未来を切り拓く幅広い視野・柔軟な発想や豊かな創造力を兼ね備えた、21世紀を担う次代の人材育成をされていることが伝わってきました。

今回の視察を通して、大学の基本理念である「先端的な科学の研究及び技術の開発を行うことにより、地域産業の高度化を通じた本県の産業振興に寄与するとともに、県民に対して生涯にわたる高度な教育機会を提供することにより、本県の持続的発展に大きく貢献すること」を学ばせていただきました。対応して頂いた地域連携・研究推進センターの皆様に感謝申し上げます。

本工業部会では今後も会員様の要望を取り入れた研修会を実施して参ります。